2013年4月18日木曜日

フィギュアの可動を比較 6インチ中心

前回に引き続き、今回は可動を比較します。

フューチャーモデルズ アモン黙示録 アモン

2000年頃フューチャーモデルズによって制作された
デビルマンシリーズ最後期のフィギュア

造形は2013年のフィギュアと比べても全く劣ることが無く
まさに「JAPは未来に生きてる」を体現している。
ただし可動は少ない。
シリーズ全体として、黒をベースに塗装されている事が多く
重苦しい雰囲気が漂う。
個人的にはこのシリーズを超えるホラーフィギュアは
2013現在まで発売されていないと思う。

 アモン黙示録の3体(アモン、セーロス、デビルマン)は特にいい。
基本的に造形美優先なので可動は少なめ、
 人型は首の左右、腕の前後だけだったりする(私は明の膝、股関節にBJを入れました)

北斗の拳200X 世紀末覇者ラオウ(右)
HLプロダクト CvsS 豪鬼(左)
ラオウは以前、別に取り上げたので写真はそちら


北斗の拳200X
2000年頃に海洋堂より発売されたシリーズで
北斗の拳199Xの後継。
山口式可動(不自然な動作を制限する事で常にポーズされる)を取り入れた
造形、アクションともに最高のフィギュア。
2013現在ではオークションにて安値で売買されているので
気になった方にはオススメします。

難点は
・可動が制限されているためガチャガチャ動かすと可動軸が折れてしまう。(経年劣化もあるため)
特にシリーズ初期のKING、シンの股関節が壊れやすい。

・カラバリを除くと全10種程度(199Xはワンサイズ小さく、クオリティが低い)

時代の先を進みすぎたため存続できなかった悲運のシリーズだと思います。
今、このサイズの動く仏像を発売すれば時代がまた変わるのに・・


HLプロダクト Capcom vs SNK 2
2006年頃発売されたシリーズ。
詳しくは知らないのですが、全体的に18cm位を基準に
10種くらい発売されたと思います。
造形、可動は及第点ですが、
塗装とエフェクトは面白いです。
豪鬼(AKUMA)のカラバリにはシルバーの道着に白髪の物があります。
エフェクトの邪気もすごく良いです。

迫力あります

SOTA製と比べると大きいですね


マーベルセレクト サノス(右)
DCユニバース(ビルド) ダークサイド(左)

マーベルセレクト
可動よりプロポーションが重視されています。
Toybiz、hasbroの6インチより大きい事が多いため(例外もあります)
日本ではサノスやジャガーノートなど巨体キャラが売れています。


DCユニバース(ビルド)
ビルドとは
シリーズ発売される商品の中に
フィギュアを分割して同封されるため
数種(数個)買わないと完成しないフィギュアです。
BAFとも呼ばれます。

可動は同シリーズに準拠されたものが多いです。

その性質上、普段より大型のフィギュアが完成されることが多く
レア度も高いため入手は困難になります。


余談です。二人はそれぞれアメリカの二大出版社”マーベル”と”DC”に登場する
そっくりな悪役です。(出版社の枠を超えて共演した事もあります)
別々の会社から発売されたフィギュアが同じスケールなのは嬉しいですね。
相乗効果でお互いの利益になり、ファンに還元されますから。


セイントクロスマイスEX サガ

セイントクロスマイスEX
2011年より発売されたセイントクロスマイスの後続シリーズ
従来より間接保持力の強化、スタイルの見直しがされた。
クロスの裏側に工夫がされている事が多く、可動は申し分ない。
頭部や手の交換パーツもあるため文句の付けどころが無い。

あえて難点を挙げると、パーツが外れることがあり無くしやすい。
でもバンダイに連絡すればパーツ購入できるんですけどね。

子供に荒らされるフィギュアNo.1




SOTA ストリートファイター ベガ

SOTA ストリートファイター
一昔前のフィギュア、マーヴルVSカプコンを想定したためか
マーベルレジェンドと近しいスケール。可動も似てる(頭部や手は差し替えパーツが多い)
造形が良く、20種程度(カラバリ除く)発売された。
波動拳やサイコクラッシャーが出来ないのが残念。








長くなったので続きは後日にします。

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